業務内容
産業医の業務内容
産業医は、従業員の心身の健康を守り、安全で働きやすい職場づくりに貢献する専門家です。
丸の内フォレスト産業医事務所では、以下のような多様な業務を通じて、企業の健康経営をサポートしています。
冒頭に一覧表としてまとめ、その下に一つ一つの説明をしていきます。
当事務所の産業医サービスは、法令遵守を第一としながらも、企業ごとの実態や運用方針を踏まえた、柔軟かつ実効性のある支援を提供しています。
参考:厚生労働省「産業医制度の概要」
厚生労働省が定める産業医の業務内容がまとまっています。ご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html
業務項目 | 内容の概要 |
---|---|
職場巡視 | 職場を定期的に訪問し、作業環境・リスクを確認。改善提案を行います。 |
安全衛生委員会への出席 | 法令順守や労災予防の観点から助言。必要に応じて講話も実施。 |
健康診断後の事後措置 | 健診結果を踏まえて、就業可否や生活指導を行います。 |
ストレスチェックと面談対応 | 集団分析と高ストレス者の面談を実施。職場改善にも反映。 |
書類作成支援 | 労基署提出用の書類作成をサポート。厚労省ガイドラインに準拠。 |
過重労働者対応・復職支援 | 面談・復職判断・復帰後支援を一貫して実施します。 |
メンタルヘルス対策 | 不調の早期発見と予防を支援。専門機関との連携も可能。 |
特別研修 | メンタルヘルスやハラスメント防止など、実践的な研修を提供。 |
健康相談 | 従業員の体調・心身不調に応じ、早期対応や医療連携を行います。 |
リモート産業保健 | オンラインでの面談や委員会対応、全国対応が可能です。 |
1. 職場巡視
産業医が定期的に職場を訪問し、作業環境や衛生状態を確認の上、リスク低減に向けた具体的な改善提案を行います。
CO₂濃度や照度のチェック、整理整頓状況の確認などを通じて、健康障害や労災リスクを未然に防ぎます。
当事務所では、企業の実態や事情に応じて、巡視の内容や頻度を柔軟に調整いたします。
一律の指導ではなく、「まずはできることから」という視点で、自発的な職場改善の定着を長期的な視野に立って支援いたします。

2. 安全衛生委員会への出席
安全衛生委員会に参加し、職場の実情に合わせた意見を提供します。法令順守、労災リスク軽減、働きやすい環境づくりを支援いたします。必要に応じて、産業医からの講話や提案も行います。
3. 健康診断後の事後措置
健康診断の結果を踏まえ、就業可否の判定や生活習慣のアドバイスなど、医学的な見地からの助言を行います。
4. ストレスチェックと高ストレス者面談
ストレスチェックの実施、集団分析、本人同意のうえでの高ストレス者面談を実施します。面談結果は職場環境の改善や従業員支援につなげます。

5. 労働基準監督署への書類作成支援
衛生委員会報告書や面談報告書など、必要な提出書類の作成と整備を支援。初めてのご担当者でも、厚生労働省のガイドラインに沿って安心して対応できます。
6. 過重労働者の面談・復職支援
時間外労働が一定基準を超えた従業員との面談を実施し、健康リスクの評価と対応を行います。休職判定、復職判定、復職後の支援も一貫してサポート。
7. メンタルヘルス対策支援
精神的不調の早期発見と予防に取り組み、従業員のメンタルヘルスを守ります。専門機関との連携や、企業全体への継続的な助言も実施します。
8. 社員向け特別研修
メンタルヘルス研修やハラスメント防止研修など、職場の課題に応じた社員研修を実施。講師として産業医が登壇し、現場目線での実践的な内容をお届けします。

9. 従業員の健康相談
個人面談を通じて、健康不安や生活習慣、メンタル不調の相談に応じます。本人の状態に合わせ、医療機関との連携や会社へのフィードバックも行います。
10. リモート産業保健
テレワーク時代に対応した、オンラインでの面談や衛生委員会出席、ストレスチェック対応などを実施しています。全国どこからでも相談できる体制を整えています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 職場巡視の頻度はどれくらいですか?
A. 原則として月1回が推奨されますが、企業の規模や業種に応じて調整可能です。
Q2. 高ストレス者の面談は義務ですか?
A. 本人の同意があった場合に実施されます。企業としては面談の機会を設ける必要があります。
Q3. 書類提出に不備があった場合どうなりますか?
A. 労働基準監督署から指導が入る場合があります。弊所では厚生労働省の基準に準じて作成を支援いたします。